はじめに
本記事はクロストレーナーの基本的な使い方や特徴、得られる効果ではなく、
使っていても思うような結果が現れない!
このような人向けに書かれています。
もし、あなたがクロストレーナーを頻繁に使っているけど効果を感じないと思うならぜひ読み進めてください。
一方、クロストレーナーの基本的な使い方や特徴、得られる効果を知りたい!という人はコチラを参照してください。
クロストレーナーを使っていても太るのはこんなパターン
長時間の使用が常態化
クロストレーナーに限らず有酸素運動に対していえることですが、有酸素運動のやり過ぎは筋肉の成長を妨げます。特に一回あたり60分以上とか週に5回以上とかトレーニングのほとんどを有酸素運動にあてていると筋肉量は増えません。これを習慣化して長期的に継続していけばどうなるか?筋肉量が増えないどころか低下する場合もあり得ます。そして、筋肉量が低下してしまえば例え体重が減ってもそれは筋肉量の低下が影響しているので体脂肪率は増える可能性があります。ということは体重は減ってるのにたるみが目立つ⁉︎なんてことも考えられます。
部分的なたるみ
これは前述の有酸素運動のやり過ぎにつながる話しですが有酸素運動への依存度が高い人、筋トレを全くやらない人が長期に渡って有酸素運動だけやっていても筋肉量は増えません。それどころか筋肉量が低下していく可能性があります。
そうなれば二の腕(上腕三頭筋)、内もも(内転筋)などの筋肉量が減る一方、前もも(大腿四頭筋)やふくらはぎ(下腿三頭筋)など抗重力筋に分類される筋肉だけは発達していくこともあり得ます。つまり、たるみは目立つし下半身太りも目立つという可能性があります。
参考までに、ヒップアップの象徴であるお尻(大殿筋)も抗重力筋の一つですが太ももやふくらはぎに比べて使うのが難しいのでやっていれば自然に発達していくわけではありません。
詳細は後述しますが、運動能力の高い人を除いて股関節を機能的に使えるようなトレーニングが別途必要です。
参考サイト:e-ヘルスネット(厚生労働省)
運動していても食生活が乱れている
痩せる場合には必ず以下の公式が成り立ちます。
摂取カロリー<消費カロリー
逆をいえば、摂取カロリーのが消費カロリーより多くなる食生活をしていたらどんなトレーニングをしていても痩せることはありません。
どうしても短期間で痩せなくてはならないような場合を除いて糖質ゼロとか極端な制限をする必要はありません。糖質も脂質もタンパク質もバランスよく摂取しながら以下の公式が成り立つように運動していれば必ず痩せます。
摂取カロリー<消費カロリー
有酸素運動の場合は比較的早く効果が現れますが、筋トレで筋肉量を増やして基礎代謝を上げる場合は1年くらいの長期戦でがんばる方が結果的に成果を得られます。もちろんリバウンドのリスクが低いのも後者。痩せる期間を短縮すればするほど食事制限に依存する割合は増えることを忘れないように。
運動しているにもかかわらず太るのを防止するために
筋トレも行う
運動の目的は人それぞれですが共通点の一つは筋肉量を増やすこと。
増やす筋肉量は人によって違いますが現状よりも筋肉を成長させることに変わりはありません。
そのためには有酸素運動と筋トレをバランスよく行うのが理想です。
筋トレのやり方については以下を参照してください。
機能的なコンディショニングを取り入れる
機能的というのをわかりやすくいうと効率的な身体の使い方です。
日常生活を例にすれば、重たい荷物を運ぶ際に筋力がないと腰を反って後ろに転倒するかもしれません。しかし、お尻や太ももの筋肉に力を入れて股関節をうまく使うことで後ろに倒れずに重たい荷物を持ち運びできるようになります。
クロストレーナーを例にすれば、後ろ向きにペダルをこぐ場合です。
これはやみくもに筋肉を鍛えるのではなく運動学に則ってトレーニングをするということです。かなり専門性が高くなります。
取り組むにはそれなりの知識と経験が必要なので長期的に自分でやりながら学んでいくか、パーソナルトレーナーなど専門家の指導を受けるかのどちらかになります。
食生活の見直し
代謝機能に異常があるなどの診断を受けていない限りはそこまで専門的にやる必要はありませんが最終目標は以下の状態をキープすることです。
摂取カロリー<消費カロリー
自分で食品成分を調べてキッチリやるのもいいし栄養士に管理してもらうのもいい。もしくは試行錯誤しながら自分の感覚を磨いて最適な食生活を確立してもいい。重要なことはすぐに投げ出さずに習慣化することです。
まとめ
適切な使用をしている限りクロストレーナーを使っていて太ることはあり得ません。もしも太ったなと感じた場合は有酸素運動のやり方や食生活を見つめ直しましょう。必ず原因はあります。
吉祥寺のパーソナルトレーニングジム
導[MICHIBIKI]ストレッチ&エクササイズ
筆者の紹介
名前:SHIN
トレーニング指導歴15年
主な経歴
- MLBテキサスレンジャーズのインターンシップを経験
- 総合格闘技UFCの選手に帯同し、アメリカ遠征を経験
- 拓殖大学硬式野球部コンディショニングコーチ経験
- 帝京高校硬式野球部コンディショニングコーチ経験
- 富士重工硬式野球部コンディショニングコーチ経験
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