はじめに
クロストレーナーの種類はたくさんありますが、私がみなさまにおすすめしたいのはたったの2種類です。
選んだ基準は価格からではなくスペックからです。
スペックと一口にいっても心拍計がついているとか運動プログラムが多いとかが理由ではありません。
理由は一つ。ブレーキのシステムが他のクロストレーナーとは決定的に違うから。
特に本記事で紹介するANDES 7iにはインダクションブレーキというシステムが採用されています。
しかし、ほとんどの人は以下のように感じるかもしれません。
- インダクションブレーキって何?
- それがあるからどうだっていうの?
端的にいえば、あなたの体力レベルに合わせた正確な負荷へと素早く誘導してくれるブレーキシステムなんです。
それだけではイメージがわかないという人はクロストレーナーを使っているシーンを思い浮かべてみてください。
仮にクロストレーナーをこいでいる最中に急に負荷が重たくなってしまったり、逆に軽くなってしまったらどうなるでしょうか?
運動効果が落ちるだけではなく、そのまま無理をして使い続けていると股関節や腰を痛めてしまうかもしれません。
実はこういうパターンが実際にあり得るんです。
一体、どういうこと?
順を追って説明していきます。
まず一般的に筋肉痛や痛みを感じるパターンとして、山登りをした翌日に筋肉痛になったりランニングをした直後に膝が痛くなったというのが考えられます。山登りにしろランニングにしろその他の何であったとしても痛めた理由は、自分の筋力を超える負荷がかかったから。
そして、これはクロストレーナーやエアロバイクなどの有酸素マシンも例外ではありません。自分の筋力を超える負荷が意図せずかかることがあり得ます。
特に安価な有酸素マシンほどそのリスクはあります。
原因は負荷システムにあります。安価なモデルで採用されている負荷システムではそれが原因でペダルが急に重くなったり軽くなったりなんてことがあり得るんです。
ところが家庭用の有酸素マシンを購入する際に、ほとんどの人はこの点を軽視してしまう傾向があります。軽視というよりは知らずに安価な方を選んでしまうと表現した方が適切かもしれません。やはり安いものには安い理由があって高いものには高いだけの理由があります。
だからこそ本記事では安全に長く使えるという点を重視することにしました。
インダクションブレーキが採用されているクロストレーナーなら安全・安心で使えることは間違いありません。
なぜなら、使っているあなたにとって最適な負荷に合わせてくれるから。
それに、インダクションブレーキの働きにより正確な負荷が反映されるので無理な運動を気づかずに続けてしまうなどの事態を回避することができるんです。
要は、山登りを無理に続けるような負荷のかかり方はないし、ランニングで膝を痛めるような負荷のかかり方もない!
業務用クロストレーナーならインダクションブレーキが採用されているモデルはありますがよりハイスペックで価格も上がってしまいます。
それに比べるとANDES 7iはインダクションブレーキが採用されている家庭用クロストレーナーとしてはとてもリーズナブルといえます。
おすすめの家庭用クロストレーナー早見表
その1
上記はJohnson Health Tech(ジョンソンヘルステック)社のクロストレーナーでANDES 7iです。
私が最もおすすめしたいクロストレーナーの一つです。
その2
上記もJohnson Health Tech社のクロストレーナーでANDES 3です。
※先ほど紹介したANDES 7iはANDES 3の上位モデルになります。
家庭用クロストレーナーの選び方
クロストレーナーの運動は、坂道で見られる自転車の立ち漕ぎに近いと考えてください。
自転車との違いはハンドルがペダルの動きと連動して動くこと。ハンドルが動くことで両腕が動くので肩甲骨も動きます。立ち漕ぎですから身体を支えるために腹筋や背筋も使います。
下半身を中心にした有酸素運動だけではなく上半身や体幹の筋トレも同時におこなうことができる便利なトレーニングマシンです。
ウォーキングやランニングよりも身体への負担を減らすことができるので腰痛や膝痛に悩む人にとってはとても使い勝手の良いマシンです。
エアロバイクに比べると自宅よりはスポーツジムでの利用が多いマシンですが、家庭用の機種も多く販売されています。
購入する場合は選び方のポイントをおさえましょう。
2つの家庭用クロストレーナーを厳選しておすすめする理由
Johnson Health Tech Horizon クロストレーナー ANDES 7i
特徴
- 30段階の負荷調節が可
- 50.8㌢のストライド幅で本格的なエクササイズが可
- インダクションブレーキによる素早く正確な負荷コントロールの機能あり
- 運動した情報を自動的に記録してくれるViewFitに対応
- POLAR(ポラール)心拍計に対応
- バーチャル体験プログラムのパスポートプレーヤー(別売り)に対応
- 14種類の運動プログラムを搭載
- スピーカー付きなので音楽の再生が可能
- 折りたたみ可
- 移動用のキャスター付き
- 耐荷重136kg
- 連続使用時間は約100分
- 製品サイズは173㌢×67㌢×171㌢、重量は80kg
- フライホイールの重量は8.5kg
メリット
- 初心者の軽いトレーニングから上級者の高負荷トレーニングまで幅広く利用できます。
- インダクションブレーキによってスムーズに素早く最適な負荷へと誘導してくれます。
- パスポートプレイヤー(別売り)をテレビにつなぐことで世界各国の有名な公園や街並みの中を走っているかのようなバーチャル体験型のプログラムを楽しむことができます。速度などの情報が送信され、それに合わせて景色も変化していきます。
- 人間工学に基づいて設計された50.8㌢のストライド(歩幅)は実際にランニングする感覚に近づけてくれます。
- ペダルの高さが低めに設計されているので小柄な女性や高齢者も安心して使うことができます。
- 組み立て作業がデメリットになりそうなところですが、なんと組み立ての無料サービス付き。なので逆にメリットです。
- 何か問題が起これば専用のフリーダイヤル(0120-557-379)から問い合わせが可能です。
- 1年間のメーカー保証付きです。
デメリット
気軽に購入できる値段ではないことが唯一のデメリットです。
それ以外はアフターサービスが充実しているので特にデメリットは思い浮かびません。
こんな方におすすめ
- スポーツジムよりも自宅で好きなときに運動したい人
- 有酸素運動と筋トレを同時に行って時間を短縮したい人
- 膝や腰に負担をかけずに運動したい人
- 購入価格よりもコスパ重視の人※
Johnson Health Tech HORIZON クロストレーナー ANDES 3
特徴
- 16段階の負荷調整が可能
- 50.8㌢のストライド幅で本格的なエクササイズが可
- ECBマグネットブレーキによる負荷方式
- 時間、距離、カロリー、スピード、回転数、負荷レベル、心拍数などの表示あり
- ポラール心拍計に対応
- 10種類の運動プログラムを搭載
- 折りたたみ可
- 耐荷重136kg
- 連続使用時間は約100分
- 製品サイズは173㌢×67㌢×171㌢、重量は77kg
- フライホイールの重量は7kg
上位モデルANDES 7iとの主な違い
- マグネット負荷方式なので細かい負荷の調整ができません。
- 運動した情報を自動的に記録するViewFitに対応していません。
- バーチャル体験プログラムのパスポートプレーヤー(別売り)に対応していません。
- スピーカーはありません。
- 組み立てサービスは有料です。
メリット
- 人間工学に基づいて設計された50.8㌢のストライド(歩幅)は実際にランニングする感覚に近づけてくれます。
- 実際のランニングに近い軌道で膝にかかる負担を抑えることができます。
- 折りたたみ可能なのでコンパクトに収納できます。
- 何か問題が起これば専用のフリーダイヤル(0120-557-379)から問い合わせが可能です。
- 1年間のメーカー保証付きです。
デメリット
- 運動した情報を自動的に記録するViewFitに対応していないのでApple Watchなどで代替する必要があります。
- 体験型プログラムのパスポートプレーヤーに対応してないのでストイックな状況に慣れていない人にはデメリットになり得ます。
- スピーカーがないので音楽を聴きながら行う場合は他の電子機器を用意する必要があります。
こんな人におすすめ
- 必要最低限の機能だけあればストイックに運動できる人
- 組み立て作業を行える体力のある人※ただし、有料で代行サービスあり
まとめ
いかがでしたか?
自宅スペースや初期投資など人によって条件はさまざまですからここで紹介したクロストレーナーが必ずしもベストマッチするとは限りません。
しかし、スポーツジムに入会するよりも自宅で好きな時間に自分のペースで有酸素運動も筋トレもやりたい!
そんなニーズをもつ人には本記事で紹介している家庭用クロストレーナーは価値があると確信しています!
そして、購入する場合は値段だけではなく長期的な費用対効果も重視していただきたいと思います。
数年後にはスポーツジムに入会するよりも結果的に安上がり!と感じているかもしれません(笑)。
吉祥寺のパーソナルトレーニングジム
導[MICHIBIKI]ストレッチ&エクササイズ
筆者の紹介
名前:SHIN
トレーニング指導歴15年
主な経歴
- MLBテキサスレンジャーズのインターンシップを経験
- 総合格闘技UFCの選手に帯同し、アメリカ遠征を経験
- 拓殖大学硬式野球部コンディショニングコーチ経験
- 帝京高校硬式野球部コンディショニングコーチ経験
- 富士重工硬式野球部コンディショニングコーチ経験
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