- はじめに
- スピンバイクの選び方
- 搬入、組み立て、設置、移動について
- おすすめスピンバイク比較早見表
- おすすめのスピンバイク6選+α
- まとめ
- 筆者の紹介
はじめに

エアロバイクの主流はリカンベントやアップライトなのでスピンバイクに興味をもったあなたは少数派です。
しかし、多数派が必ず正しいとは限らない
要は、目的達成への方法論が違うだけ
そもそもリカンベントやアップライトなどのエアロバイクは有酸素運動に特化しています。
それに比べて
ダイエットには
筋トレ+有酸素運動
といわれますが、リカンベントやアップライトを使う人は別途で筋トレする必要があります。
しかし、スピンバイクを使えば筋トレも有酸素運動も可能。
自宅トレーニング、時短トレーニング
ここがポイントの人にはこれほど価値のあるバイクはありません!
スピンバイクの選び方
最低限、確認しておきたいマシンの仕様 その1
駆動方式
駆動方式とは、動力(ペダルを漕ぐ力)をフライホイールに伝達する方法のこと。
スピンバイクの駆動方式は2つ
- チェーン
- ベルト
チェーンが駆動方式の場合は一般的な自転車と同じ原理です。
ということは、使用頻度が高いと
- チェーンが緩んでギアから外れる
- チェーンとギアとの噛み合わせがズレて音がする
などの問題が起こる可能性が高い。
一方、ベルトが駆動方式の場合はチェーンのような心配はありません。
- 使用中の音が静か
- ベルトが消耗しない限り交換する必要もない
この点はチェーンに比べてメリットですが、
ただし、アスリート向けの高負荷トレーニングをする人はチェーンがおすすめです。
ベルトよりも高負荷に対応できます。
そもそもHIITのような高負荷トレーニングの量が多ければ部品が消耗しやすいのは仕方ありません。
最低限、確認しておきたいマシンの仕様 その2
負荷方式
負荷方式は以下2つ
- 摩擦負荷方式
- マグネット負荷方式
まず摩擦負荷方式の特徴は
- 大きな負荷を生み出すことができる→メリット
- 音が大きくなる→デメリット
マグネット負荷方式の特徴は
- 音が静か→メリット
- 負荷を調整できる範囲が狭い→デメリット
負荷調節の側面からみれば以下のように選ばれる傾向があります。
- アスリート向けのトレーニングをするなら摩擦負荷
- 初心者はマグネット負荷
よって、
とにかくハードな無酸素運動がしたいなら
チェーン+摩擦負荷
とにかく騒音を抑えたいなら
ベルト+マグネット負荷
がそれぞれベストセレクションです。
高負荷を生み出す見逃せない要素
スピンバイクで高負荷トレーニングをするなら見逃せないのが
フライホイール(弾み車)
自動車だって軽自動車よりスポーツカーの方がホイールがしっかりしています。

ですから、スピンバイクも同じ。
アスリートレベルに近いハードなトレーニングをしたいなら
必ずフライホイールの重さをチェックしましょう。
ペダルの形で運動効率が変わる

一般的なママチャリで使われているのは上記のフラットペダルですが、
ロードバイクでは下記のビンディングペダルが使われます。

ビンディングペダルを簡単にいえば、
※ビンディングシューズとクリート(シューズとペダルを固定する)が必要になります。
モニターの機能

有酸素運動としても使うなら心拍数の表示だけではなく回転数(rpm)もチェックできる方がいい。
回転数をチェックすることで負荷の増減や心拍数を上げるための目安になります。
搬入、組み立て、設置、移動について
- マンションなど建物の上階に配送する場合や階段の幅など導線に問題ないか購入前に搬入経路を確認しておきましょう。
- ほとんどの場合、組み立て自体は難しくありませんが、各パーツの中には重い物もあります。筋力のある人が組み立てるなら心配ありませんが、そうでない場合は組み立てサービスを利用した方がいいかもしれません。
- 設置スペースを十分に確保できない場合はできる限りコンパクトなサイズを選ばないと購入後に困ることになります。
- 掃除や部屋の模様替えなどの際にはスピンバイクを移動させることがあります。その場合、キャスター付きの製品を選ぶと楽に移動ができます。
おすすめスピンバイク比較早見表
アスリート級の上級レベルにおすすめ
Mirage-Pro スピンバイク FBS-102

チェーン駆動でホイール18kgの本格派!※詳細は後述
中級→上級レベルへのステップアップにおすすめ
- Horizon インドアサイクル GR7
- FITBOX
- HAIGE HGYX5006S
- Steady スピンバイクPro ST142
- SIXPAD Bike EX

中級レベル以上の人向け!※詳細は後述
初級→中級レベルへのステップアップにおすすめ
- FITBOX LITE
- Steady スピンバイクPlus ST145
- Steady スピンバイク ST128
- Horizon BikeFul 3.0SC

初心者はもちろん中級レベルの人にも!※詳細は後述
おすすめのスピンバイク6選+α
Horizon インドアサイクル GR7(中級→上級を目指す人向け)
特徴
- 駆動方式はベルトドライブ
- 負荷方式はマグネット
- 負荷レベル1〜12
- フライホイールの重量6kg※メーカーに直接聞きました
- 専用アプリ(@ZONE)をBluetoothで接続するとHIITプログラムのスプリント8の利用可
- POLAR心拍計に対応
- 耐荷重136kg
- 連続使用時間は99分
- 適応身長155㌢以上
- 電源は不要
- 製品サイズは150㌢×57㌢×118㌢、重量は51kg
- トォグリップ付きペダルだからつま先のホールドが強い※市販のペダルと交換可能
- 静音性が高い
ここが付加価値!
ハード面
チャンネル:Horizon Fitness DE
本体を真横から見たときに
下記3点を直線で結ぶとフレームがV字状になっているのが確認できます。
- ハンドルの重心
- サドルの重心
- ペダルの回転軸
このV字フレームの形状によってインドアサイクルなのにまるで本当のロードバイクを漕ぐ感覚に近づけてくれます。
そしてロードバイクといえば前傾姿勢と立ち漕ぎですが
まず前傾姿勢については
GR7は以下の通りハンドルとサドルともに前後にも上下にも広い範囲(以下、参照)でスライド可能。
- ハンドル→前後8㌢、上下18㌢※いずれも㍉単位での調整可
- サドル →前後10㌢、上下32㌢※いずれも㍉単位での調整可
だから適応内の身長(155㌢以上)なら個々のフィジカルに合わせて前傾姿勢を取りやすく製造されています。※高身長でもドロップハンドルを握れば問題なし
ハンドルグリップが太いので前傾姿勢で荷重しても安心!
次に立ち漕ぎについてはフレームの頑丈さがセールスポイントの一つなので全く問題なし。
それ以外にも
フライホイールが後輪駆動であることも実際のロードバイクに近い感覚を与えてくれます。
また、マグネット負荷、ベルト駆動だから静音性が抜群。
他社のスピンバイク(摩擦式)からGR7に変えるとほとんど無音に近いという口コミが散見されます。
とにかく臨場感、耐久性、静音性は高価格帯だけあって群を抜いています。
ソフト面
@ZONE やZWIFTなどのアプリをインストールすれば
バーチャルフィットネスを堪能できます。
仮想空間とはいえ
世界各国の絶景を見ながらトレーニングできることは最大のメリットです。
単調な動作を一定時間繰り返すのが苦手な人には大きな付加価値になり得ます。
HIITに特化したプログラム(スプリント8)を継続して利用すれば脂肪燃焼も筋トレ効果も十分に期待できます。
※製品の重さ51kg、耐荷重136kgとHIITをやっても安定感が抜群で頑丈にできています。
デメリット
- サドルは硬めで口コミなどでもその点を指摘する声が見られる※市販のサドルと交換は可能。
- 付加価値が多いので値段が高い
GR7はこんな方におすすめ
- ロードバイクのようにリアルな感覚で使用したい人
- インドアサイクルにありがちな窮屈な姿勢、ペダリングを避けたい人
-
HIITなど高負荷トレーニングしたい人
Mirage-Pro スピンバイク FBS-102(アスリート級の人向け)
特徴
- 駆動方式はチェーン
- 負荷方式は摩擦式
- 負荷レベルは無段階負荷
- フライホイールの重量18.5kg
- POLAR心拍計に対応
- 耐荷重130kg
- 使用時間は無制限
- 製品サイズは120㌢×65㌢×125㌢、重量は47kg
- 電源は単四乾電池×2
- 運動時間・走行速度・走行距離・消費カロリー・脈拍数・回転数・時刻の表示あり
- ペダルはSPD対応、ストラップとトォクリップで強力に固定
ここが付加価値!
余分な機能はいらないから
こんなニーズをもつアスリートにおすすめです。
さらに、高負荷で使用すれば消耗の進行は早くなりますが、
デメリット
ストイックな人には特にデメリットはありませんが、
前述のバーチャルフィットネスのような機能はありません。
それなりにハードなトレーニングはしたいけど、ストイック過ぎもちょっと…
そんな人は前述の
Johnson Health Tech Horizon スピンバイク GR7
がおすすめ
こんな方におすすめ
- とにかくハードな無酸素運動に集中したい人
- ストイックにトレーニングしたい人
FITBOX LITE(初心者〜中級レベルまでok)
特徴

- 駆動方式はベルト
- 負荷方式はマグネット式
- 負荷レベルは8段階
- 心拍計なし
- 耐荷重100kg
- 連続使用時間120分
- 製品サイズは93㌢×43㌢×107㌢、重量は26kg
- 電源の必要なし(電気代ゼロ)
- 心拍数、走行時間、走行距離などを表示するメーターなし
- ペダルはフラットな形状で固定用ストラップあり
ここが付加価値!
スピンバイク初心者(特に女性)におすすめ
大きなスペースも必要なく、
マシンのビジュアルもインスタ映えします。
愛機:Fitbox liteカスタム
カスタム:シートサドル、タブレットホルダー[良い所]
静音性:ほんと静か。人が寝ててもライド音で起きないんじゃないかってくらい。操作性:負荷ダイヤルは使いやすい。ブレーキになってるのも良き。
ハンドル、シート高さと前後がネジ式ハンドルなのも良き。つづく pic.twitter.com/yeYlbxnjeL
— アラフォーからの奮闘記 (@kabu1324) June 23, 2023
デメリット(上位モデルに対する視点です)
ペダル
まず、ガチトレ(例.HIITなど)したい人には事前に知っておいてほしいのが以下
要するにながら運動的にのんびり使いたい人向けのペダルってことになります。
もっとわかりやすくいえば、普通のママチャリ用のペダルに足を乗せて甲をバンドで固定するだけ
つまり、心肺機能を高めたりHIITしたりみたいにハードな使い方をすると足部の固定力がないから向かないということになります。
ただし、これに関してはビンディングペダル(おすすめはシマノのSPDペダル)に交換可能なので必要に応じて買い足せば解決します。※ビンディングペダルにはビンディングシューズも必要です。
メーター、モニター
次に、FITBOX LITEには心拍数、走行距離、走行速度、走行時間、消費カロリーなどの情報を表示するメーター、モニターはありません。
その理由はFITBOX LITEは同シリーズの廉価版だから。
メーター、モニターまで付いたバイクがいいなら上位モデルのFITBOXを選ぶことになります。
ただし、スマートウォッチを持っていればそれが代用になるし、手頃な値段の心拍計を別途で買えば問題解決します。
心拍計のおすすめは以下
上位モデルのFITBOXでもハンドルの心拍計を握ってないと計測できませんが、こちらの心拍計はベルトセンサーを付けていれば腕がどのような位置にあっても計測が可能です。
目標心拍数の設定もできるのであって損なしです。
耐久性
FITBOX LITEもFITBOXも耐荷重は100kgまで可となっていますが、マシン自体の頑丈さはFITBOXの方が上です。
体重が重くてもハードな使用をしなければFITBOX LITEでも故障の心配はないかもしれませんが、ハードな使用や過体重などのパーソナリティであれば耐久性(頑丈さ)がデメリットになる可能性があります。
ブレーキ
FITBOX LITEのブレーキ機能は負荷調整ダイヤルを押すことで発揮されます。
一方で、FITBOXではブレーキレバーが別途で付いています。
ブレーキレバーの方が負荷調整ダイヤルよりも手に届きやすい位置にあるのでそれがデメリットになる可能性があります。
廉価版(FITBOX LITE)か上位モデル(FITBOX)か迷う場合の提案
前述のFITBOX LITEのデメリットが気になっているならレンタル品で試すという方法もあります。
下記のGYMGATEでは最短7泊8日からFITBOX LITEのレンタルが可能。気にいればそのまま買い取りもできます。
気になったらのぞいてみてください。
こんな方におすすめ(FITBOX LITE)
- コンパクトで軽量のスピンバイクがいい人※FITBOX LITEの方が7kg軽い
- センサーやモニターがなくてもいい人
- シューズじゃなく靴下でこぎたい人
- サドルの高さ(構造上)から身長170㌢未満ならFITBOX LITE、170㌢以上ならFITBOX
- ロードバイクに近い姿勢(上半身の傾き)で使いたい人※FITBOXの方は背を起こして使うのに適
- 安く購入したい人※セールをねらえば定価より安くなる可能性あり
HAIGE スピンバイク HG-YX-5006S(中級〜上級を目指す人向け)
特徴
チャンネル:【公式】HAIGE(ハイガー)
- 駆動方式はベルト
- 負荷方式は摩擦式
- 負荷レベルは無段階負荷
- フライホイールの重量10kg
- 耐荷重100kg
- 連続使用時間は無制限
- 製品サイズは48㌢×115㌢×110.5㌢、重量は28.7kg
- 電源の必要なし(電気代ゼロ)
- 心拍数、回転数、時間、距離、消費カロリーなどを表示するメーターあり
- ペダルは2つのタイプが付属(金属製/樹脂製)
ここが付加価値!
キャスター付きなので移動が簡単
金属製ペダルを使えばトゥクリップで足を固定できるので高負荷トレーニングにも対応
摩擦負荷なので前述のFITBOX LITEよりも負荷の高いトレーニングができます。
デメリット
前述の
に比べれば高負荷への対応、性能は劣ります。
こんな方におすすめ
スタイリッシュでインスタ映えするスピンバイクで
それなりの高負荷のトレーニングをしたい人
STEADY スピンバイクPro ST142(中級〜上級を目指す人向け)
特徴

- 乾電池で動くのでコンセントは不要
- 負荷方式はマグネット式
- フライホイールは13kg
- 負荷レベルは無段階負荷
- 連続使用時間120分
- 製品サイズは幅62㌢×奥行100㌢×高さ119㌢、重量は約41kg
- 適応身長は約153㌢〜195㌢、耐荷重125kg
- サドルの高さ7段階で調整可能(地面から110〜118㌢の高さで調整可)
- サドルは約6㌢程度の幅で前後にも移動可能
- ハンドルの高さ5段階で調整可能(地面から85〜105㌢の高さで調整可)
- 心拍数、時間、距離、消費カロリー、スピード、回転数を表示するモニターあり
- 付属ペダルはフラットペダルで足のズレを防止するバンド付き
- 室内移動用のキャスターあり
※家庭用のスピンバイクバイクは業務用に比べると実走感に欠ける…このような声が反映されて開発されたのがスピンバイクPro ST142です。つまり、使用感が業務用マシンやロードバイクに近い感覚で運動することができます。
ここが付加価値!

非接触で磁気式だから稼働時の摩擦がない!
だから静音性が高く、図書館で使用しても問題ない⁉︎と感じるほど※個人差あり
そんな静かな使用感はHIITでハードな使い方をしても保たれます。
一般的にハードな使用は部品の劣化につながりますが非接触だからその心配なし!

エアロバイクやスピンバイクってお尻が痛くなる…そんな人でも心配ない!
サドルの厚みとクッション性があるから長くハードに使ってもお尻にダメージが少ない!

本体(44kg)で頑丈だからハードに使ってもグラつきがない!
だから安心してがんばれます。
(注)グラつきはないけど床に直置きは床にキズをつける可能性あり
床のキズを防止するには別売りのSTEADYトレーニングマットがおすすめ
見た目よりも軽量だから手軽にたたんだ移動させることも可能。
また、エクササイズ用のマットとしても設計されているのでハードな動きをしても耐久性は高い。

フライホイールの重さは負荷をどれだけ大きくできるかに直結します。
負荷を最大にすればHIITなどハードなトレーニングにも対応!
モニターでは運動記録を確認できるようになっているからその日のノルマを設定しやすい。

それにより以下の3つの付加価値を提供します。
- リアルタイムでサイクリングデータを共有
- 屋外走行をバーチャル体験
- 他のユーザーとのつながり
(注)対応アプリ:Zwift、Kinomapのみ
さらに、
- カスタマーサポート
- 1年間の保証(公式LINE登録で500日に延長可)
- お客様都合の返品可※(30日以内かつ未開封の場合)
あり!
デメリット
- 組み立ては各自が自宅で行う
- 体力がないと組み立てに苦戦する可能性あり
- 負荷調整が無段階なので最適な負荷を記憶しておく必要がある
- モニターに表示される文字が旧機種のSTEADYスピンバイクST128(以下、ST128)より小さいので人によっては見にくい可能性あり
- ST128、新機種のスピンバイクPlus ST145(以下、Plus)と比較すると若干、静音レベルは下がる可能性あり
- ホイールにカバーがないので小さな子どもやペットが回転中のホイールに触れるとケガにつながる可能性あり※ST128、Plusはどちらもホイールにカバーがあるので先の心配はない
- 折り畳みできないので専用のスペースが必要※ST128、Plusも同じ
- マシンの重量が大きいのでマットの上で使用しないと床にキズがつく可能性あり
デメリットが気になる人はレンタル・サブスクを試してみませんか?
下記のGYMGATEは気に入ったらレンタル期間終了後に買い取ることも可能です。
気になったら一度のぞいてみてください。
こんな方におすすめ
一つだけ前提になるのが身長185㌢以上の人はST128やPlusよりもこちらのPro(適応身長153〜195㌢)を選ぶ方がいいです。
ST128、Plusはいずれも185㌢以上は適応外と公表されています。
PlusでもHIITなどハードなトレーニングは可能ですが、身体が大きくなるほどProの方が耐久性により安心して使うことができます。
また、ロードバイクに近い姿勢をとるならPlusなど他機種よりProがおすすめです。
そこだけ注意すれば
ダイエット目的の初心者はもちろん筋トレ上級者まで幅広く使用できます。
※幅広い層への対応を重視したマシンです。
STEADYの他機種の方がおすすめの人
- 小柄な人、ガチトレ人しない人はPlusの方がおすすめ
- モニター表示の大きさを求める場合はST128が一番見やすい※ProもPlusも表示は小さい
- 高速回転や立ち漕ぎなどハードな使い方はしない
- 静音性に徹底的にこだわるならST128がベストで次にPlusがおすすめ
Horizon フィットネスバイク BikeFul 3.0SC(初心者〜中級レベルまでok)
特徴

- 駆動方式はベルト
- 負荷方式は電子制御マグネット
- 負荷レベル1〜32
- フライホイールの重量6kg
- タブレットホルダーあり※
- 専用アプリ(@ZONE)をBluetoothで接続するとHIITプログラムのスプリント8の利用可
- Bluetooth対応の心拍数センサーの使用可能(別売り)
- 耐荷重150kg
- 連続使用時間は99分
- 適応身長150㌢以上
- 電源100V
- 製品サイズは120㌢×52㌢×107㌢、重量は35kg
- 足に優しいゴムペダル使用※市販のペダルと交換可能
- 消費カロリー、回転数、距離、時速、時間などの表示あり
- 静音性が高い※ 30dBなので空気清浄機や加湿器と同レベル
上位機種のGR7が2019年に開発された後、2025年にGR7の廉価版として登場したのがこのBikeFulです。
※床を傷めないためにもマットを一緒に購入することをおすすめします。
ここが付加価値!
サイクリング系の各種アプリに対応
Horizon独自のアプリ@ZONEから、ZWIFTのような定番アプリまで!※Bluetooth接続は簡単でiOS端末、Android端末の両方に対応
さらに、ZWIFTはサブスクだけど、@ZONEならHorizonの自社アプリなので無料で利用可!
@ZONEを利用するとバーチャルな空間で世界中のユーザーとスコアのランキングを競ってトレーニングができるので継続へのモチベーションになる!
さらにさらに、本体をTVの前に置いてスクリーンキャストをすればTVに映し出すことも可能。※スクリーンキャストの対応のTVかを事前に確認する必要あり
アプリと連動してコースや状態に併せて負荷を自動調節してくれるから実際のサイクリングのような感覚を満喫できます!
また、負荷が大きくなっても音が変化せず静かに運動を継続できるのも大きなメリット。
そして、回転数に応じてホイールの色が変化するから一定速度で走る場合もペースアップする場合にも視覚的な目安になります。
コンパクトなのに耐荷重150kgと頑丈な設計※前傾姿勢や立ち漕ぎでの使用は可能だが上位機種GR7ほどの耐久性はないので推奨はしない
デメリット
@ZONEの評判にイマイチな口コミがある
具体例としてはスマホやタブレット画面の表示について以下のような主旨の声が聞かれます。
↓
運動中はスマホやタブレットを横向きにして利用するのが一般的だけど横向きの状態で全ての操作に対応しておらず、メニュー画面になると縦表示にしか対応していない。
↑
ソフト面でのマイナスな口コミはこれ以外にはほとんど見られませんが、気になる場合は今後のアップデートを待つか、ZWIFTなど別のアプリをサブスクで使うかになります。
体格の問題
適応身長150㌢以上なので小柄な体格(150㌢未満)には合わない可能性を示唆する口コミも見られます。
各パーツが重いので体力のない人には組み立てが大変との口コミが散見されますがそれについては個人差がありそうで、YouTubeの組立て動画を参考にすれば簡単との声もあります。
※ハード面でのマイナスな口コミはほぼ上記2つがメインです。
デメリットが気になるならまずはレンタル・サブスクを
下記のGYMGATEはフィットネス機器のレンタル・サブスクのサービスを展開しています。試乗して気にいればレンタル期間終了後に買い取ることも可能。
※公式ページには以下のような表記もあるのがポイント!
Q:壊しても大丈夫ですか
A:通常使用の範囲でついた汚れや傷については費用のご負担を頂く必要はございません。その他の破損なども弊社で柔軟に対応しますので、ご安心ください。
引用:GYMGATE公式ページ
気になったらのぞいてみてください。
こんな方におすすめ
初心者に使いやすく設計されています。
初心者だけどスピンバイクに興味がある、スピンバイクでHIITをやりたいなどのニーズにはピッタリです。
※体力のある人には上位機種GR7がおすすめ
+αの番外編:SIXPAD The Bike EX(中級〜上級を目指す人向け)
特徴
- 適応身長150㌢〜190㌢
- 負荷方式は渦電流方式
- 負荷レベルは8段階
- 回転構造はフリーホイール構造※フライホイールより運動効率UP
- 耐荷重120kg
- 製品サイズは1220㌢×515㌢×1200㌢、重量は約60kg
- 電源はACアダプタ式でコンセント接続
- 付属ペダルはトゥクリップ付き
ここが付加価値!
専用スーツを別途で用意すればEMSを利用したハイブリッドトレーニングが可能
さらに月額サービスの
に入会すれば自宅にいながら超時短(最短10分)トレーニングが可能
※EMSトレーニングの効果やシックスパッドのハイブリッドトレーニングについてはコチラ
デメリット
疾患など持病がある場合、手術で体内に金属を埋め込んだ場合などはEMSの刺激に注意が必要です。※詳しくはコチラ
注意点
The Bike EXでのトレーニングにはSIXPAD CLUBへの入会が必要
こんな方におすすめ
徹底的に時短を求める人
まとめ
家庭用スピンバイクを選ぶときは何を重視するのか?
ここをはっきりさせましょう。
構造上、アップライトバイクよりも高負荷のトレーニングが可能ですが、発揮できる負荷の上限はマシンによって変わります。
大きな負荷を生み出すには以下のように必要な要素があります。
- フライホイールの重量
- チェーン駆動
- 摩擦負荷
一方、運動中の音を気にするなら一般的には摩擦式よりマグネット式の方が優れています。
人によってニーズは違うのでそれぞれのマシンの性能をよく確認して自分に最適なスピンバイクを手に入れてください。
吉祥寺のパーソナルトレーニングジム
導[MICHIBIKI]ストレッチ&エクササイズ
筆者の紹介
名前:SHIN
トレーニング指導歴15年
主な経歴
- MLBテキサスレンジャーズのインターンシップを経験
- 総合格闘技UFCの選手に帯同し、アメリカ遠征を経験
- 拓殖大学硬式野球部コンディショニングコーチ経験
- 帝京高校硬式野球部コンディショニングコーチ経験
- 富士重工硬式野球部コンディショニングコーチ経験
Xその1(自重とウエイトいいとこどりフィットネス!)
※フィットネス情報を毎日発信しています!
Xその2(50才までに始めたいインナーマッスル中心トレ!)
※インナーマッスル中心に美容に役立つ情報を毎日発信!
Xその3(スクワットおたくのチャンネル)
※ヒップアップから筋肥大まで幅広い情報を毎日発信!


