筋膜リリースの効果は大きい!ストレッチだけよりも柔軟性アップ!

広背筋の筋膜リリース 慢性疾患 改善

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運動前=ストレッチではなくなった?!

ちょっと前まで運動前のストレッチは当たり前の流れでしたが、最近ではストレッチの前にさらにやっておきたいことが増えました。

それは、筋膜リリースです。

筋膜リリースとはその名称の通り、筋膜を離す、剥がすといった意味合いになります。

ですが、筋膜とは何か?

また、リリースするべき筋膜とはどんな状態になっているのか?

その辺がはっきりしないと何をどうしていいのかわかりません。

適切な方法で行うためにも、まずは筋膜について解説していきます。

(注)当記事は専門家向けではありません。そのため、初心者の人がわかりやすくイメージしやすいことに重点を置いています。

筋膜と筋膜リリースについて

筋膜とは?

筋膜とはその名の通りに筋肉を包む膜のことです。

※実際には筋肉だけではなく骨、内臓、血管、神経なども覆っています。

わかりやすく単純化してイメージするなら、全身タイツのように全身の筋肉に張り巡らされているようなかんじです。

筋膜と全身タイツ

さらに、筋膜はインナーマッスルからアウターマッスルまで三次元的に包み込んでいます。

太ももをクローズアップすると、筋肉と筋膜は下記の左側のようになっています。

筋膜

(注)上記は実際の解剖図ではありません。あくまでイメージをつかんでいただくためのイラストです。

筋膜自体は柔らかい組織で、その85㌫は水分だといわれています。

そして、

立ちっぱなし

猫背、反り腰

のように同じ姿勢や不良姿勢が長時間続くと筋膜にストレスがかかります。

さらに、なんらかの原因により筋膜の水分量が低下すると筋膜同士がくっつき、固まって癒着してしまいます。

最終的には、筋肉の柔軟性が損なわれた状態から体の不調へとつながります。

そこで、身体の自然な動きを取り戻すためには筋膜の状態を元に戻す必要があります。

そこで、筋膜リリースの登場です。

以下の動画で筋膜リリースの様子を見てみましょう!

ふくらはぎの筋膜をリリースしています。

トリガーポイントやストレッチポールを使って筋膜リリース

筋膜リリースを行うことで、固まっていた筋膜が緩みます。

筋膜が適度に緩んだ状態でストレッチを行うことで硬い筋肉を無理に伸ばすようなことがなくなるので、筋肉をストレッチしやすくなり柔軟性も向上します。

さらに、関節の可動域を拡大させることもできます。

肩や腰、膝など身体のどこかに慢性的な凝りや痛みを感じている場合、痛みの原因になっている筋膜をリリースすれば凝りや痛みが解消されることは少なくありません。

実は、筋膜リリースは手軽にできます。

下記にあるトリガーポイントを使ってもいいしストレッチポールでも構いません。

トリガーポイント

対象となる筋膜に適度な強さで圧をかけてあげればよいのです。

当ジムでも筋膜リリースをサービスの一環としているのでどちらもよく使います。

自宅にあると気軽に筋膜リリースに使えるのでとても便利ですよ😉

(注)トリガーポイントの表面には凹凸があるのでストレッチポールよりも刺激を感じやすくなっています。一方で、ストレッチポールの方が刺激は弱くなりますが、肩甲骨のストレッチなどより多用途にも使うことができます。



マッサージガンで筋膜リリース

マッサージガン

一般的には先述のような専用ローラーやストレッチポール使って筋膜リリースを行いますが、上記のようにマッサージガンを使って行うこともできます。

マッサージガンを使うメリットはなんといっても座ってTVを見ながらのようにリラックスしながら筋膜リリースできることです。

かなりおすすめです♪


実際に筋膜リリースをするにあたって

筋膜リリースの例

筋膜が硬くなっている人は最初は多少の痛みを伴います。

だからといってやらないといつまでたっても変わらないので思い切ってトライしてみてください!

太もも前の筋膜リリース

太もも内の筋膜リリース

太もも外の筋膜リリース

広背筋の筋膜リリース

広背筋の筋膜リリースはやや痛ですっ。。。

いかがでしょうか?

ある程度、筋膜リリースの効果が出てきたという人はストレッチやエクササイズを取り入れてみましょう。

肩甲骨や股関節の可動域アップにつながるストレッチやエクササイズについても紹介しておきます。下記リンクからアクセルできます。↓

肩甲骨のストレッチを効果的に行うなら股関節の柔軟性アップが重要!その理由を解説!

トレーナーが行う筋膜リリース

専門家ならではのスキルで適度な圧を加えながら、筋肉の線維の走行などを考えてやってくれるのでさらに効果が期待できます。

自己流でやる人にありがちな、効いてるのかな?という声を聞くこともありますが、

そんなときはリリースする部位がズレている可能性が考えられます。

専門家にやってもらうとそんな間違いも防げるので、上手に利用してみましょう!

以下の動画を見ると、トレーナーがストレッチポールの向きを変えたり圧を調節したりしているのがわかります。

これは最適なポジションを探りながらリリースしているからです!

筋膜リリースを勧められない場合

非常に効果的な筋膜リリースですが、持病があったり医師からマッサージのような施術も制限されているような人は注意が必要です。

高血圧症の人などは自分の判断だけで行わないで、医療従事者や専門のトレーナーに相談してからにしましょう。

まとめ

最近では従来のように、運動前ストレッチは万全の準備だとは考えられていません。

なぜなら、筋膜が硬い状態でストレッチをすると無理に伸ばされた筋膜が炎症を起こす可能性があるからです。

身体に強い張りや疲労感がある場合はストレッチの前に筋膜リリースを取り入れてみてください。

硬くなっている筋膜を解したり、筋膜同士の癒着をある程度解消してからストレッチを行う方が効果的です。

筋膜の硬さを解消する代表的な方法が筋膜リリースです。

トリガーポイントやストレッチポールを使って自分でもできますが、パーソナルトレーナーなどの専門家にやってもらうのもお勧めです。

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